情弱「中国経済は崩壊する!中国経済は崩壊する!」俺「ではここでCDSチャートという今の世界情勢に超便利な指標を見てみましょう」
組織Xに対する債権を持つ者Aは、Xが倒産や破綻したりしたら債権を回収できなくなるので当然困る
そのため、Xが倒産等した際にその回収できないと見込まれる債権をAから買い取ったり、回収できないことで見込まれる損失分の金額を支払ってもらえるという契約をCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という
債権を買い取ってもらったり、見込まれる損失分の金額を支払ってもらうことをプロテクションといい、Aはプロテクションの見返りとして定期的な金銭の支払いを行う(その支払いをスプレッドやプレミアムと呼ぶ)
では、ここでCitiとBank of Americaと香港上海銀行のCDSチャートを見てみよう
チャートの横軸が年月、縦軸がスプレッド
スプレッドは債権の元本額に対して保証率を掛けた額の支払いになる
(元本額は取引の際に定め、持っている債権全額でもそれ以下でもよい)
当然、倒産や破綻の可能性が大きいほどスプレッドは高くなるのだが、なんと中国の香港上海銀行よりもアメリカのCitiやBank of Americaの方が遥かにスプレッドが高く、世界では中国経済が崩壊するなんて実は誰も考えていないのである
そこに関しては何とも。