【為替相場】FOMC議事要旨、ウォラーFRB理事発言共に慎重目線 ただしPPIは上昇し利上げ停止材料にならず
2023年10月12日06時34分取得:
やる夫今日のポイント:
FRBメンバーは利上げに関しては消極的な意見を述べる人が増加
→米債利回り低下材料に
→ただし高金利期間は長期化するのではとの見方が多め
PPIは上昇し利上げ停止材料にならず
→CPIも恐らく先月以上に上昇しそうな予感
→連続でCPIが上昇してきているので再利上げ?それとも様子見なのか微妙なところ
→Fedwatchだと11月1日のFOMCは金利据え置き、12月13日は利上げ可能性が25%程
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
イスラエル-パレスチナ戦争での動揺はどんどん収束中
→WTI原油が1バレル83ドル台へ下落、今後他の国を巻き込まない限り安定か
米債利回り低下に伴い金価格上昇中
利上げせずに様子見っぽい雰囲気がありますね
*FOMC議事録
・慎重に進めることができると全員が合意。
・ゴールへのリスクはより両面的。
・金利はしばらくの間、制限的なままであるべきとの考えで全員合意。
・景気は底堅くも、成長の下振れリスクを多くが指摘。— まねたん (@kasegerumatome) October 11, 2023
ウォラーFRB理事も様子見発言
*ウォラーFRB理事
・FRBは様子見する位置にある。
・長期の高金利は長期利回りを押し上げる。
・FRBはようやく望んでいたインフレを実現しつつある。
・GDPの6%の赤字が持続可能だとは考えにくい。
・第3四半期のGDPは4%を超えるかもしれない。— まねたん (@kasegerumatome) October 11, 2023
特に重要なイベントは赤字で表示
08時01分 英)9月RICS住宅価格指数
08時50分 日)9月国内企業物価、8月機械受注
15時00分 英)8月月次GDP、8月鉱工業生産指数、8月製造業生産高、8月商品貿易収支
20時00分 阿)8月製造業生産高
21時30分 米)失業保険、9月CPI
23時00分 米)ローガン・ダラス連銀総裁発言(投票権あり)
24時00分 米)EIA在庫統計
26時00分 米)30年債入札、ボスティック・アトランタ連銀総裁発言(投票権なし)
29時00分 米)コリンズ・ボストン連銀総裁発言(投票権なし)
30時30分 NZ)9製造業PMI
おはようございますお。
11日の米市場ではデータはまだインフレ継続、ただFRBはハト派寄りという印象だったお。
PPIの上昇に伴いCPIも伸びてくる可能性はあるけれど、高金利期間を長期で据え置く事により経済が冷えるのを待つのかなと思わせる内容だお。
そのためPPIの影響でドル買いの動きが出たけれど、FRBメンバーのスタンスでドル売りの綱引き状態に。
先日よりわずかに円安に動いて1ドル149円台前半となっているお。
本日は日本での企業物価の発表あり。
こちらは弱い数字が予想されていることから、円は売られ気味で推移。
ドル円は少し微妙な推移をしているけれど、クロス円はかなり伸びてきているお。
イスラエル情勢による影響はかなり沈静化だお。
今のところ2国間での戦争となっており、他国が巻き込まれる様子は無し。
原油価格がかなり落ち着いてきており、このあとは中東の産油量や原油需要、中国の景気対策次第かなと思うお。
投資情報の速報twitterリストを作ったのでもしよかったらだお
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管理人twitterでも特に気になる材料はツイートしているお(返信も出来る範囲でとのこと):https://twitter.com/kasegerumatome