【外食】サイゼリヤ、国内赤字でも「値上げをしない」理由 業績上昇でも、国内は4期連続で水面下に沈む
サイゼリヤ、国内赤字でも「値上げをしない」理由 業績上昇でも、国内は4期連続で水面下に沈む
2023/10/21 8:00 東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/709383
「値上げなしで、ここまで業績が回復するとは」。ある外食関係者は驚きの声を上げた。
低価格イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を展開するサイゼリヤは10月11日、2023年8月期の決算を発表した。売上高1832億円(前期比27%増)、営業利益72億円(同17.1倍)と、大幅な増収増益で着地した。
サイゼリヤはコロナ流行の影響をモロに受け、2020年8月期に営業赤字を計上して以降、業績が低迷していた。だが、今回発表した2023年8月の営業利益は、コロナ禍前の2019年8月期にたたき出した95億円に迫る水準だった。
株価もストップ高
これを受けて同社の株価も急騰。決算発表翌日の12日には場中に前日比で700円上昇となる5530円をつけ、ストップ高となり、年初来高値を更新した。
業績好調のうえ、株価も高値更新。同業他社がうらやむような状態のように見えるが、決算の好調要因をつぶさに見ると、サイゼリヤの課題がくっきりと浮かびあがる。
中略
サイゼリヤは今2024年8月期も、国内では値上げに踏み込まない算段だ。
同社は2024年8月期について、売上高2110億円(前期比15.1%増)、営業利益131億円(同81.4%増)を見込む。
地域セグメント別に見ると、アジア地域では営業利益109億円を計画する。アジアでは、中国の上海や広州などで店舗数を拡大する考えだ。
国内もついに水面下脱出か?
気になる国内については、20億円の営業利益を見込む。
足元でも客数の増加が続いており、売り上げを伸ばしている。原材料費は高止まりの状況が続く一方で、国内では前期からの店舗運営効率化をさらに徹底する。セルフレジやテーブルオーダー導入店舗をいっそう拡大。さらに売れ行きの悪いメニューを絞り込むことで、店舗スタッフの作業を効率化する。
「前期から始めたセルフレジやテーブルオーダーなどDXや運営効率化を、今期はさらに速度をあげて取り組んでいく。これが大きなテーマだ」と、松谷社長は語る。
前2023年8月期の営業赤字は上期(2022年9月~2023年2月期)に計上していたものが大半で、販管費削減の効果が発現し始めた下期(2023年3~8月期)は営業黒字を確保している。こういったことを考慮すると、今期は通期ベースで国内の水面下脱出を図れそうだ。
外食業界の最近の「定石」を外し、値上げを実施することなく国内事業を立て直すことができるのか。サイゼリヤの行方について、関係者は固唾をのんで見守る。
※全文はリンク先で
タブレットにするともっと効率的だが、ボケ老人が扱えんし
あれ、注文したしてないのトラブル防止でもあるみたいだな
値上げしてないトコってマジで量や質が下がっててまずくて食えないようなとこも多いな
他社よりは余裕があるよね
ワインでピザとステーキは最高
東京で一人暮らししていた一時期オレのオアシスだったサイゼリア
頑張ってくれ
引用元: https://ift.tt/DJboYAR