近畿各地で水不足 琵琶湖では“道”が出現で取水制限も検討 生活への影響は…
「シジミが取れないですから、漁に行っても、燃料ばかり使って漁獲が上がらない」。琵琶湖特産の「セタシジミ」、これからがおいしい季節なのですが、漁師は不安をつのらせています。(取材:藤枝望音)
「水位が下がってくると、水を下流に流せない。水が動かなくなってしまうから栄養分が供給されない」
瀬田町漁業協同組合吉田守組合長
今年の秋から琵琶湖の水位が下がり続けています。水位が低下すると湖の底にある藻がスクリューにからまり、船で通れない場所も出てくるため、漁には打撃となるといいます。
実際、琵琶湖ではいつもは歩いて行くことが出来ない島が、水が引いて“道”が現れ、陸続きとなっている場所もあります。
11月30日午前6時の時点で、琵琶湖の水位は標準水位より67cm低くなり、県は11月27日、滋賀県は情報を集約するための会議を設置しました。三日月知事は「このペースで続くと、さらに低下が進み年末年始にかけて取水制限の検討をしなければいけない」との見通しを示しました。
水不足は琵琶湖だけでなく、近畿の他の場所でも懸念されています。
兵庫県川西市にある猪名川流域の一庫ダムや、京都府南丹市にある桂川流域の日吉ダムでは、貯水率が低下した影響で、11月から取水制限を始めました。今のところ、市民生活に大きな影響はないということですが、周辺の一部の自治体は、市民への節水を呼びかけています。
今回の水位低下は、9月10月の晴れの日の多さや暑さ、そして台風の少なさが原因です。兵庫県の一庫ダムなどで行われている取水制限は、川などから取る水を制限することで、今後も水位が低下すると給水制限が行われます。
給水制限は、家庭などに供給する水の量を減らすことで、給水制限になると一般生活にも影響が出てきます。過去には1994年に淀川水系で渇水し、給水制限が実施され、蛇口から水が出にくくなったり、学校のプールが使えなくなったりしました。
近畿地方では、来週火曜日(12月5日)にまとまった雨が降る予想で、その後は、平年並みかやや多いとの予想が出ています。ただ、冬の時期は降水量が少ないため、一気に基準値にまで戻るというのは難しいとされています。
読売テレビ 2023/11/30 15:55 (JST)
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逆な
止めたら滋賀県水没するよ
こっちは流させてやってんの
前は二十年以上前だっけ?
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