10代女子大生「電子マネー44万円分ください」→コンビニ店員「詐欺では?」→女子大生「大丈夫です!」繰り返す
コンビニ店員はとっさの判断で「詐欺」と見抜き、被害を防ぎました。そこには粘り強い声かけがありました。
2月8日午後1時半ごろのファミリーマート甲府朝気店。10代の女子大学生が訪れ、電子マネーカードをレジに差し出します。
10代の女子大学生:
「44万円分お願いします」
不審に思ったのは店員歴10年以上の磯部美方子さん。
とっさの判断で詐欺と察知し、声をかけたと言います。
磯部さん:「本当に大丈夫ですか?」
女子大学生:「自分でこれだけ買い物したので大丈夫です」
「大丈夫」と繰り返す女子大学生に磯部さんが粘り強く問い続けました。
磯部さん:「かなりの高額ですけど大丈夫ですか?」
磯部さん:
「あなたの場合、(プリペイド注意事項の)この『高額』に当たるので、本当に大丈夫ですかお声がけさせてもらってるんですけど」
女子大学生:
「自分の買い物をしてるので高額ですけど大丈夫です」
磯部さん:「本当に大丈夫?」
女子大学生:「はい」
磯部さん:「本当に?かなり高額ですよ?」
不安そうな様子を見逃さなかった磯部さんは警察に連絡しました。
すると女子大学生は…
女子大学生:「サイトの解除費用で使う予定です」
自宅のパソコン画面に「サイトに登録した」という表示が出たため登録解除のために個人情報を入力したことや、相手から一旦電子マネーを購入するよう指示されたことを明かしました。
こうした鋭い感覚が被害防止に繋がったとして南甲府警察署は、8日、磯部さんとファミリーマート甲府朝気店に感謝状を贈りました。(抜粋)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1044432?display=1