日本はこれから欧米なみの「超絶階層社会」になる
自分のこれまでの日常が大きく好転する可能性は低いものの、逆に一気に台無しになってしまうようなリスクも小さい。これまで日本社会を包んでいた穏やかな閉塞感は、“どんでん返し”がないことと表裏一体だった。
だが、そんな時代は終わりを告げた。
日本はこれから――もちろん瞬時にではないにしても――着実にアメリカ型の格差社会(階層社会)に向かって進んでいくことになる。一人ひとりの「リスク」との向き合い方によって、その人生の「振れ幅」が変わってくるからだ。さまざまな局面で一発逆転のチャンスがやってくるし、いきなり底なしの奈落に堕ちることもある。
「失われた30年」の間に言われてきた「格差社会」など、実は格差でもなんでもなかったのだと痛感させられるほどの歴然たる格差が可視化され、社会は階層ごとに分断されていく。そして自分がどの階層に入ることになるかを決定づけるのは、現時点での給与がどうとか仕事がどうとかではなく、長く続いた「デフレ」の時代精神からいち早く訣別して、「リスクを取る脳」、いうなれば“乱世脳”に切り替えられるかどうかの方がより大きな要因になってくるはずだ。
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