ユニクロ柳井氏「日本一国主義がますますこの国を衰退させている」
戦後80年で大きく浮沈した日本経済。とりわけバブル崩壊後の「失われた30年」は長引く低迷にあえいだ。そして今、“日本一国主義”がますますこの国を衰退させている――。そう警鐘を鳴らすのは、世界中でユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(76)だ。なぜ日本企業は成長しなくなったのか。どうすれば輝きを取り戻せるのか。柳井さんに聞いた。
――かつて世界の株式時価総額ランキング上位は日本企業が占めていましたが、この30年ですっかり米IT大手に取って代わられました。
◆1945年に敗戦して、復興して、何もないところから一時は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われるくらいまでになったのが日本です。でも、その後、成長していない。むしろ停滞して、今は衰退するような局面になってきた。なんでこうなっているのかと思います。
成長したいという意欲が多くの企業に足りないように感じます。もっと言えば、成長しようという考え自体が普通じゃない、みたいな。現状に居心地の良さを感じてしまっているんじゃないか…
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https://mainichi.jp/articles/20250328/k00/00m/020/338000c