万博のGW中の来場者101万人、開幕日の12万人超えはなし…協会「終盤に向けて増えていく」
万博協会によると、連休中の来場者数は5月4日の11万5000人(速報値)が最多で、雨が降った6日の5万7000人(同)が最も少なかった。
万博協会は、10月13日までの半年間の会期中、累計で2820万人の来場を想定している。達成するには1日平均で約15万人の来場が必要となるが、開幕後、一度も届いていない。
万博協会の高科淳・副事務総長は7日の記者会見で、連休中に首都圏など関西以外からの来場者が増えたとし、「祝日の並びがよくない中、評価できる。これから終盤に向けて来場者は増えていく」との見通しを示した。
「夜間券」午後4時からに前倒し
来場者の増加につなげようと、万博協会は7日、午後5時から入場可能としていた「夜間券」について、1時間早い午後4時から入場できるように変更した。
暑さが本格化するのに合わせ、気温が下がる夕方や夜間に万博を楽しんでもらうため、当面の間、入場できる時間帯を拡大した。夜間券の大人料金は、1日券(7500円)のほぼ半額の3700円。閉場時間は午後10時となっている。
読売新聞 2025/05/08 09:15
https://www.yomiuri.co.jp/expo2025/20250508-OYT1T50042/