【観光公害】年200万人が訪れるサントリーニ島、クルーズ船利用の観光客に課税へ…最大20ユーロ
1: 2025/07/02(水) 19:57:13.25
【ローマ=倉茂由美子】ギリシャ紙カシメリニなどによると、ギリシャ政府は1日、オーバーツーリズム(観光公害)対策として、エーゲ海の人気観光地サントリーニ島にクルーズ船で上陸する観光客を対象に、21日から最大20ユーロ(約3300円)の課税を始めると決定した。
クルーズ船の料金に上乗せして徴収する。観光客が最も多い6~9月は20ユーロ、4~5月と10月は12ユーロ(約2000円)、1~3月と11~12月は4ユーロ(約600円)と時期ごとに変動する仕組みだ。税金を納付しないクルーズ船事業者は寄港が禁止される可能性がある。
ロイター通信によると、人口約1万5000人の同島には年間約200万人の観光客が訪れる。家賃が高騰するなど住民生活に悪影響が出ていたため、課税により観光客の抑制や分散を図る。税収は島のインフラ整備などに充てられる。
読売新聞 2025/07/02 19:27
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250702-OYT1T50258/