ビットコイン開発者らがレガシー暗号化を段階的に無効化する提案発表

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ビットコイン開発者らがレガシー暗号化を段階的に無効化する提案発表

1: 2025/07/17(木) 16:12:09.40
暗号資産セキュリティ研究者のジェームソン・ロップ(Jameson Lopp)氏らが、量子コンピューターによる攻撃からビットコインを保護するため、従来の暗号化方式を段階的に無効化する新たな提案を7月16日に発表した。
ただし、この提案は量子耐性のない暗号化で保護されたビットコインを最終的に凍結することで、サトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)のウォレットを含む初期のビットコインアドレスに影響を与える可能性がある。
同提案は3段階で構成されており、フェーズAでは従来のECDSA/Schnorr署名アドレスへの送金を禁止し、量子耐性フォーマットのP2QRHへの移行を促進する。
フェーズBでは、レガシー署名を完全に無効化し、量子脆弱性のあるアドレスのコインを永続的に凍結する。
そしてフェーズCでは、BIP-39シードフレーズの知識証明を使った回復パスの導入を検討している。
研究者らは量子コンピューターがビットコインの暗号化を破る能力を2027年にも獲得する可能性があると警告している。現在、全ビットコインの約25%が公開鍵を露出しており、量子攻撃に対して脆弱な状態にある。攻撃者は秘密裏に休眠ウォレットから資金を抜き取ることで、「Q-day」攻撃を長期間隠蔽できる可能性があるという。

(以下の記事全文はソース元にてご確認ください)

あたらしい経済 幻冬舎 2025/7/17
https://www.neweconomy.jp/posts/483505


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