【米国株】投資系インフルエンサーを信用しすぎてはいけない理由

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【米国株】投資系インフルエンサーを信用しすぎてはいけない理由

今般、投資系インフルエンサーが多く生まれています。それらは無責任に買い煽りや売り煽りを繰り返します。投資系インフルエンサーを信用しすぎてはいけない理由をChatGPTに整理してもらいました。間違っているかもしれないので参考程度にどうぞ。




なぜ信用しすぎてはいけないか(本質的な12理由)

A. インセンティブの歪み

1)収益源があなたの儲けでなく“注目”
 再生数・クリック課金・アフィ・IB報酬が主収益。派手な煽りが最適化され、慎重さはアルゴリズムに不利。

2)ポジショントーク(利益相反)
 保有→発信→値上がり→売却の順で利益化。公開時には既に“出口”を探していることも。

3)有料サロン/教材の販売都合
 「不安と万能解」を同時に作ると売れる構造。過度な危機/楽観を交互に煽りがち。

4)証券/暗号業者との提携
 高回転・レバ商品ほど手数料が高い。あなたの回転率↑=彼らの収益↑。

B. 情報の質と提示テクニック

5) 選択的開示・生存者バイアス
 勝ち事例だけを“見せる”。負けは黙るか、定義を変える(「長期投資に切り替えました」)。
6) 後出し・ゴールポスト移動
 「短期の調整」「中期の押し目」とラベルを付け替え、外れを不可視化。
7) 疑似科学・過剰なバックテスト
 最適化し過ぎた指標を“普遍則”のように提示(過剰適合)。実運用はスリッページ/コストで崩れる。
8) 相関と因果の混同
 “このニュース→この株上昇”と後解説。再現性がない。
9) 数字のトリック
 リターンは“税・手数料・為替・分配再投資”を抜いて表示しがち。最大ドローダウンを隠す。




C. あなたとの適合性の欠如

10) 時間軸の不一致
 彼らは日足・週足、あなたは年単位の資産形成かもしれない。勝率やDDの許容が全く違う。
11) 流動性と規模の壁
 小型株・草コインはフォロワーが群がると価格が歪む。あなたが入る頃には“踏み台”。
12) リスク開示の欠落
 レバ/オプション/信用の“非対称な下振れ”を十分に説明しない(ゼロ化・追証・ボラ急拡大)。

よく使われる“煽り”パターン(見抜き方)

  • スクショ至上主義:日次の爆益画像だけ。→ 12か月の曲線最大DDを出せるか聞く。
  • 曖昧ターゲット:「年末◯◯ドル」→ 外れたら“想定より遅れた”で逃げる。→ 価格だけでなく条件付きシナリオを書いているか。
  • 権威借り:「機関の友人が…」→ 具体的根拠資料は?**一次情報(10-K/10-Q/決算資料/指標元データ)**へのリンク有無で判定。
  • 二者択一の脅し:「今すぐ買わないと置いていかれる」→ 機会は連続。ポジションサイズの話をしない人は危険。

実務チェックリスト(3つ以上×で“距離を置く”)

  1. 収益源開示(広告/アフィ/提携/自己保有)を明記している
  2. トラックレコード:期間・ベンチマーク・最大DD・税/手数料後を提示
  3. 撤退基準:二条件以上の反証可能な売却ルールがある
  4. 時間軸:推奨の保有期間/想定ボラ/期待収益のレンジを示す
  5. ポジションサイズ:資産比と1トレードの許容損失(例:資産の0.5–1.0%)を明示
  6. 一次情報リンク:決算・統計・法令などの原典が載る
  7. 誇大表現回避:「絶対」「ノーリスク」「資産10倍」などを使わない
  8. 失敗開示:過去の誤りと学びを定量で共有
  9. 流動性配慮:小型銘柄での“公開タイミング/出来高”に言及
  10. 利益相反:紹介料・自己保有・広告の関係を事前に明示
  11. 再現性:誰がやっても実行できる手順・条件を書いている
  12. 適合性:投資目的・税区分(NISA/特定)・通貨・居住地の違いに触れる




“受け取り方”のルール(自衛策)

  • **自分用IPS(投資方針書)**を先に作る:目的・期間・許容DD・再配分ルール・上限レバ等。
  • 冷却ルール:衝動買いは翌営業日に再確認(根拠資料3点以上集める)。
  • 少額テスト:最初は“学習費”としてポジション上限1–2%で検証。
  • 反証メモ:買い理由と“間違っていたらこうする”を同じメモに。
  • ベースレート確認:その資産クラスの長期CAGR・最大DDの統計的な土俵を見る。
  • 情報の階層化:インフル投稿は“二次情報”。最終判断は一次情報と自分のモデルで。

典型ケースのリスク例

  • 小型株の買い煽り:公表→急騰→出来高細る→梯子外し。あなたは高値掴み+流動性リスク。
  • 高配当“利回りだけ”推し:減配・為替・源泉税・金利上昇でトータルリターン悪化。
  • “寝てて増える”オプション戦略:平常時は小勝、まれなショックで致命傷(ファットテール)。

最低限の“質問10”──これに答えられない推奨は却下

  1. 期待リターンの**幅(中央値±不確実性)**は?
  2. 想定最大ドローダウンと確率は?
  3. 撤退条件(価格/ファンダ/期間)とその根拠は?
  4. どの時間軸の戦略?あなたの目的と一致?
  5. ポジションサイズの提案(資産比/1トレード損失%)は?
  6. ベンチマーク対比の優位性の因果は?
  7. 主要リスク3つと対処は?
  8. コスト(税/手数料/スリッページ/金利)は?
  9. 流動性と執行方法(成行/指値/分割)は?
  10. 利益相反と収益源の開示は?

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