なぜ円安になってるのかを簡単に教えよう
これ見れば一目瞭然
https://mst.monex.co.jp/pc/servlet/ITS/report/CommonReport?serviceProviderKbn=04&documentClass=02
経済学の話をしてるのにバカすんぎ
昔の方が開いてた時期もあるでよ
直接関係あるよ
実際に日銀が金利上げるって話になった途端円高になったし
蓋を開けてみたらたったの0.2%上げただけだからまた円安になったけどね
僕も為替の大局は金利差で決まると思っているけれど、これからの先行きも織り込むので、それだけでは判断できないって考えだお。
ちなみに僕は記事の中にある「明日のことは分からない」「ランダムウォーク」という意見には否定的で、経済指標や要人のスタンスの変化、テクニカル的な材料、今後の経済見通しなどから確度を上げていくことは可能だと思っているお。(でないと毎日のトレードや分析記事なんてとてもできないし、投資銀の為替部門なんて維持できないだろうし)
ちなみに今は「金利差」に加えて「インフレの先行き」「雇用の強さ」「各産業の景気動向」などから決定される「中央銀行の金融政策」が注目されているお。
日本は金利も低く、インフレ率が伸びず、景気もそこまで回復していない事から、日銀は金利を上げることが難しく円は弱い動きに。
ただし為替介入による強制的な円高可能性はあり。
米国は金利も高く、インフレ率はなかなか収束せず、景気も強く、下手をすると再利上げの可能性も残る点からドルは強め。
年内利下げ期待がどんどん後退している事からドルが再度買われて行っている状況だお。
欧州は6月に利下げがほぼ確実視されて織り込まれるも、その後の連続利下げにはドイツやECBが強気でけん制を行っているためユーロも強め。
ただし若干ドルよりは弱い動きになりつつある感じだお。
英国は7月に総選挙が行われるとのことで、利下げは行われないとのこと。
金利が高い事に加えてインフレも強く、利下げ期待が後退したことによりポンドは非常に強い動き。
ここ最近でもドルに負けていない強さを保っているお。
豪州も金利は結構高め。
ただインフレはジリジリ収束する様子も見られ、ブロックRBA総裁も「金利はインフレ率を2%に戻す上で適切」との発言。
これ以上金利が上がらない可能性が高いのもあり、ドルに比べると豪ドルは弱め。
ただ経済的には強い数字(雇用や賃金)が出ており、豪ドルも強さは保っているお。
NZドルに関してはシルクRBNZ総裁が「必要であれば金利を引き上げる用意がある」と昨日発言し、金利も現在高いことからNZドルは非常に強い動き。
経済的にもそこまで問題がないことから、追加利上げの可能性はわりとある点が意識されているお。
詳細に書くともっと細かくなるけれど(経済指標の中身の分析や要人のスタンスの移り変わり、中銀会合議事要旨の変化、それに伴う金利差見通しから計算されるレート(スレ内にも計算されている画像があるお)、主要企業決算、政治・政策、テクニカル的なチャートの動き、独自調査したもの各種、etc)ざっくりと説明するとこんな感じだと思うお。
あ、ちなみにトルコは金利が高いのになぜ通貨安かという理由に関しては、経済的なまずさや対外資本依存度の高さ、中央銀行の独立性に疑義、エルドアン大統領による高インフレ中の利下げ(現在は利上げに舵を切っているけれど)、政治的な問題や外国との関係悪化などなど。
金利の高さ以上にマズイ部分が多いことが原因なので、こちらはまた機会があった時に詳しく記事にしたいと思うお。
やる夫より:ニュース速報TwitterList、情報収集先などの記事だお
やる夫の投資情報収集先あれこれ(2024年02月11日update)
管理人のTwitterでも相場に関して出来る限りお答えしますとのこと
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