KADOKAWAへのサイバー攻撃、ガチで深刻そう 出版事業も一部停止
2024年6月14日 15時20分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000014872.000007006.html
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、現在発生している当社グループのシステム障害により、
読者やユーザー、作家・クリエイター、取引先、株主・投資家をはじめ、関係するすべての皆様に、多大なるご不便とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
【略】
〓1. システム障害発生の経緯と調査の進捗
6月8日(土)午前3時30分頃、当社グループの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生しました。この事実を受け、早急に社内で分析調査を実施したところ、
ニコニコを中心としたサービス群を標的として、当社グループデータセンター内のサーバーがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたものと確認されました。
以降、同日中に対策本部を立ち上げ、被害状況の全容把握と復旧に向け、調査と対応を進めております。
被害の拡大を防ぎ、データを保全するために直ちに同データセンター内のサーバーをシャットダウンするなど緊急措置を講じており、
同データセンターを共有している当社グループ内の他サービス、すなわち当社グループの複数のウェブサイトだけでなく、
事業活動や経理機能を管理する基幹システムの一部にも機能停止が発生しております。
※【参照】 > https://group.kadokawa.co.jp/
〓2. 事業および業務への主な影響
●出版事業:
・国内における紙書籍の受注システム、デジタル製造工場・物流システムの機能を停止しております。これによる受注停止、生産量の減少と物流の遅延に伴い、出荷数量が減少しております。
・国内の紙書籍や電子書籍の編集・制作支援システムの一部機能が停止しており、一部新刊(紙書籍・電子書籍)の刊行や重版制作が遅延することが見込まれます。
●Webサービス事業:
・「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」「ニコニコチャンネル」などのニコニコファミリーのサービス全般が停止するとともに、ニコニコアカウントによる外部サービスへのログインが不可能となっております。
●MD事業:
・当社が運営する複数のオンラインショップにおいて、商品の受注不能や出荷の一部遅延が発生しております。
●経理業務:
・経理システムにもその影響が及び、一時的に決済システムが機能停止状態となっており、その影響で一部のお取引先様への支払いに遅延が生じる可能性があります。
■ 情報漏洩に関しては調査中です。なお、個人情報・クレジットカード情報などの漏洩は現時点では確認されておりませんが、引き続き調査を進めてまいります。また、個人情報保護委員会に本件を報告済みです。
〓3. 今後の対応と復旧の見込み
現在、当社はより精緻な影響範囲の特定とシステム復旧に全力を注ぎ、影響を受けている全ての事業および業務の機能回復を速やかに図っております。
その中でも、事業活動の根幹である経理機能の立て直しと、売上規模が大きい出版事業の製造・物流機能の正常化については、最優先の取り組み事項として、来週以降段階的に実現させ、
6月末を目処として、安全なネットワーク、サーバ環境の構築と基幹システムの復旧を目指します。
「ニコニコ」の復旧に向けては、安全な環境下でシステムを再構築する必要があり、正確な復旧時期は被害状況の調査結果次第ですが、
1か月以上かかる見込みであり、再開できるサービスから順次再開していく予定です。
【略】
・KADOKAWAグループにおけるシステム障害についてのお詫びとお知らせ
https://www.youtube.com/watch?v=cEGsGL9vtQk 夏野剛(株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 CEO)
・ニコニコのサービス停止に関するお詫びと今後について
https://www.youtube.com/watch?v=Kyz47Md9fCw 栗田穣崇(ニコニコ代表、ドワンゴ取締役COO) 鈴木圭一(ニコニコサービス本部 CTO)
以上
–
関連 個別詳報(差分あり)
📺ニコニコサービスが利用できない状況について🔔20240614 #ニコニコ動画 #角川 #ドワンゴ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1718357469/1001-1001
ニコニコ、復旧まで1カ月以上かかる見通し ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃だった【追記あり】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/14/news155.html
出版事業まで・・・。
これは本日KADOKAWAの株価がガッツリ下げていた理由も頷けるお。