クレディ・スイスのAT1債、日本国内で「1400億円程度が販売」
鈴木俊一金融担当相は21日の閣議後の記者会見で、救済買収の決定に伴い無価値となったスイスの金融大手クレディ・スイスの債券「AT1債」について、国内で1400億円程度販売されていたことを明らかにした。金融庁が確認した。
鈴木氏は「国内の一般投資家に幅広く販売されてはいないものの、富裕層や法人を中心とした一部の投資家に対して、おおむね1400億円程度販売されていたことを金融庁として確認している」と述べた上で「投資家の方々に影響が生じていることは、残念に思う」と話した。
今後の対応については「契約条項に基づき元本削減がなされたことを受けて、販売した証券会社においては丁寧な顧客対応に努めていただくことが重要。金融庁として、顧客対応の状況などについて適切にフォローしていきたい」と述べた。
クレディのAT1債を巡っては、日本証券業協会が19日、国内での販売額が1000億円強に達すると明らかにしていた。【松倉佑輔】
毎日新聞 2023/4/21 11:14(最終更新 4/21 11:14) 407文字
https://mainichi.jp/articles/20230421/k00/00m/020/063000c
このリスクは気づけないな
>>11
というか株は0になってもAT1は救済すると思ったわ
それがAT1を0にして株主を救済
禁断の行為をしちゃったからな
こんなことしたから今後はAT1債権は売れないわ
クレディ・スイス「AT1債」、無価値の波紋
経営危機に陥ったスイス金融大手クレディ・スイスを同業UBSが救済合併するのに当たり、
スイス当局がクレディ・スイスが発行した劣後債の一種「AT1債(その他Tier1債)」の価値をゼロにすることを決定すると、
市場には戸惑いが広がった。
クレディ・スイスのAT1債保有者には一切返金されないのに対して、
通常なら銀行や企業の危機において弁済順位がより低くなるはずの株主は、総額32億3000万ドル相当のUBS株が割り当てられるからだ。
◎クレディ・スイスのAT1債に起きた事態
銀行の資本構造に基づくと、一般的に株式よりAT1債の方が弁済順位は先になる。
ただスイスでは、金融当局は経営再建時におけるAT1債の位置付けに関して、この伝統的な資本構造に従う義務はなく、
それがクレディ・スイスのAT1債保有者に今回のような結果をもたらした。
つまり彼らはクレディ・スイス債権者の中で、何も補償が得られない唯一のグループになる。
一方、通常なら弁済順位がより後になる株主は、クレディ・スイス1株につき0.76スイスフラン相当のUBS株を受け取れる。
◎弁済順位
欧州の規制当局は20日、損失は債券保有者より株主へ先に負担させるという原則は変わらないと表明。
イングランド銀行は、破綻した銀行の株主と債権者が損失を負うということが英国の法律に明記され、
AT1債の弁済順位は他の株式関連商品より先だが、「Tier2債」よりも劣後するとの見解を示した。
香港とシンガポールの中央銀行は22日、管轄地域の銀行が破綻した場合は、従来の弁済順位を絶対に守ると述べた。
禁じ手だよね
普通はまず株がパーになるんだし
ほかっておけ
単なる劣後債なら何の問題もないよw
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