【過酷】社長がボイラーから接客まで ホテル業界の人手不足 GWは10日連続勤務
国内外で観光地に人が戻り、観光業界は“一安心”と思いきや、そうもいかない事情が。大阪府内でホテルを展開する社長の“過酷”な1日に密着しました。
GW初日の4月29日。関西空港近くにあるホテルでは、66歳の社長が“ながーい勤務”に臨もうとしていました。
【日勤の従業員】
「お先に失礼します」
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「はい、ご苦労様でした」
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
(Q.これから1人?)「そうですね」
西隆社長(66)は、泉佐野市などで4つのホテルを経営しています。しかし、このホテルはコロナ禍で休業を余儀なくされ、社員2人が自主退職。先月から営業を再開し、GWの人出を見越して求人を掛けましたが、いまだ応募はなく、人手不足から社長自ら夜勤をする状況になっているのです。
午後3時45分、社長がまず向かったのはボイラー室。機械のスイッチを入れます。
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「これでお風呂使えるようになります」
その後、大浴場へ行くと、浴槽内を消毒する塩素剤を投入。
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「レジオネラ菌ってありますよね?それの消毒のやつ」
午後8時半ごろ、ホテルにはGWということもあり、客が次々とチェックインします。
午後9時半、真っ暗な食堂の厨房で、遅めの夕食の準備をします。ほっと一息…と思いきや、「傘って借りれるんですか?」。食事中にも宿泊客の対応が。
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「お客さんが来られたら、1人で相手しないとダメなんで。他のホテルは2人いてますんで、交代でご飯食べれるんですけどね」
この日の業務を終え、西社長が仮眠をとったのは午前1時過ぎ。
午前5時過ぎ、ロビーの照明をつけ、玄関の扉を開けます
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「(雨)降ってますね~」
わずか4時間程度の仮眠を取り、また早朝からチェックアウト業務に追われます。午前10時、日勤の従業員に引継ぎを終え、大浴場の湯を止めると…
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「(夜勤は)完了です」
西社長の長い勤務も終わり、というわけではなく、ここから本来の「社長業務」をこなし、昼過ぎにようやく終了。勤務時間は23時間でした。
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「ちょっと体エラい(つらい)ですけどね。大変ですけどね。元に戻すの。日勤もあるんで。夜勤した後、日勤っていうのは体の調子狂いますよね」
(Q.体大丈夫ですか?)「まあなんとか。続く限り」
ホテルは5月2日から予約で満室だということです。従業員もGW中フル稼働していますが、業務は回らないため社長の勤務は、10日間、1日の休みもありません。
社長がこれだけ働いても、厨房のアルバイト従業員が足りていないことから、朝食サービスを再開できていないなど、厳しい状況が改善する見通しはついていません。
【ホテルユタカグループ 西隆社長】
「お客さん増えてうれしい悲鳴なんですけどね。今年の4月の上旬には(従業員の募集を)掛けたんですけど、ちょっと時期的に遅かったかな」
「(コロナ禍で)だいぶ借り入れも増えましたから、その分を取り返さんとダメですし。幾分か、銀行さんには待っていただいたりしてるんですけど」
観光客も戻り、喜びの声もある一方で、厳しい状況に置かれる宿泊業者を救う手立てはあるのでしょうか。
関西テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4ca37d1045cd641e256684d652fdedb9e29f69c?page=2
普段はそこまでじゃないんでしょ
コロナで
解雇したからやんけ!!!!
やったことない奴は平気でまだいけるでしょ?って仕事量を増やしてくるからな
人手不足
薄給奴隷居ない
引用元: https://ift.tt/0u5ZtUq