YouTube、ライブ配信ができる最低年齢を13歳→16歳に引き上げ　中学生の単独での生配信実施は不可能に

YouTubeが、ライブ配信が行うための最低年齢を16歳に引き上げると発表しました。

YouTubeは今月26日にまでに「YouTubeヘルプ」を更新し、7月22日より、ライブ配信を行うための最低年齢を16歳に引き上げると発表しました。これまでの最低年齢は13歳でした。今後は16歳未満のユーザーがライブ配信に出演する場合、大人が画面に映る必要があるとのことです。

大人が同伴していることが明らかでないライブ配信は、チャットが無効になるなど機能制限が設けられるといい、さまざまな理由によって、ライブ配信自体が一時的または恒久的に無効になる場合もあるとされています。ライブ配信に制限がかけられたアカウントが、別のアカウントを通じて配信を行うことも禁じられており、この場合は利用規約の迂回とみなされてアカウント停止（BAN）される可能性もあるそうです。

16歳未満のユーザーが、大人の協力者とともにライブ配信を実施する場合は、大人にチャンネルのアクセス権を付与することで、自身のチャンネルで視聴者とやり取りができるとのこと。この場合も、大人は画面に映る必要があるうえ、「ライブ配信への関与の度合いが 16 歳未満のユーザーと同程度以上で、共同制作コンテンツであることが視聴者にわかる必要があります」と説明されています。

この規約改定によって、中学生が単独でYouTube生配信を実施することはできなくなります。