「鉄道利用者が減ると自治体も衰退する」鉄道研究会の会長、鉄道を活用したまちおこし進める

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「鉄道利用者が減ると自治体も衰退する」鉄道研究会の会長、鉄道を活用したまちおこし進める

1: 2025/08/04(月) 01:26:33.38
乗り鉄、撮り鉄、模型鉄…三拍子そろった鉄道ファン 埼玉・久喜 鉄道研究会の会長、鉄道を活用したまちおこし進める「鉄道利用者が減ると自治体も衰退する」
2025/08/03/14:08
埼玉新聞
https://www.saitama-np.co.jp/articles/151717/postDetail

乗り鉄、撮り鉄、模型鉄。三拍子そろった鉄道ファンを自認する久喜市の斎藤輝光さん(60)は、地元の愛好家でつくる久喜鉄道研究会の会長を務める。東武鉄道とJRの路線が通り、鉄道制服フィギュア「鉄道むすめ」をテーマにした「栗橋みなみ祭り」も毎年開催されている久喜市で、鉄道を活用したまちおこしを進めている。

 「ダイヤに従ってレールの上を高速移動する鉄道は必ず目的地に到着できる」と交通手段としての安定性を熱弁。さらに元久喜市職員の経験から「鉄道利用者が減って駅が廃れると、自治体も衰退する傾向がある」と、都市機能における重要性を説く。

 生まれも育ちも久喜市。幼少期、祖母が暮らす東京・日暮里を毎週訪れ、多様な路線に触れるうちに鉄道の虜(とりこ)になった。当時は寝台列車「ブルートレイン」がブームになっていた時期で、中学生になって最初の鉄道模型「Nゲージ」を購入。写真部に入り、鉄道写真も撮るようになった。

 30年ほど前、市内の模型店で知り合った仲間と久喜鉄道研究会を設立した。最初は仲間うちで鉄道模型を走らせていたが、一般の人にも楽しんでもらおうと子ども祭りなどのイベントにも出展。30日には東武鉄道などと協力して、貸し切り列車でSL機関庫や日光の名所を巡る久喜市合併15周年記念の市民対象ツアーも企画している。

 今後の目標は鉄道の魅力を次世代に伝えること。その拠点として自身の経験とコレクションを生かし「ファンが気軽に立ち寄り、交流できる場所をつくりたい」と語った。


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