【バンダイ】ガンプラの製造工程「見えるぞ!」 新工場併設のプラモ体験型ミュージアムが静岡市に誕生
2025/8/21 19:44
西村 利也(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20250821-NEB3TOCFARDQFIHUOO6OFNLCLM/
ミュージアム入り口に設置された実物大ガンダムのプラモ部品を模したモニュメント=20日午後、静岡市
ミュージアム内では、併設された新工場での生産工程を見学できる=20日、静岡市
4000体のガンプラが並べられたエリアは壮観だ=20日、静岡市
バンダイナムコグループのバンダイスピリッツは20日、静岡市内に新設したプラモデルの工場と、9月2日に開業する体験型ミュージアムを報道陣に公開した。新工場は、アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモ「ガンプラ」が世界的人気となり、品薄感が強まったことなどを受け、生産力向上を目的に設立。ミュージアムでは、その工場内の生産工程を見学できるほか、プラモ生産の一部工程の仕事も体験できる。幅広いファン層に新たな魅力を発信することで、世界中から誘客を図る。
壮観の4000体のガンプラ展示
ミュージアムの名称は「BHC PDII MUSEUM(バンダイホビーセンター ピーディーツー ミュージアム)」。静岡鉄道の長沼駅やJR東静岡駅に近くに立地。総床面積約1500平方メートルで、7月末に稼働した新工場の2、3階の一部を使い開業する。
実物大のガンダムのプラモデル部品を模した巨大なモニュメントで飾られた入り口を抜けると、同社の50年以上に及ぶプラモ製造の歴史や技術をユニークに紹介した展示を楽しめる「スタディエリア」に続く。施設内は4300体以上のプラモ製品で彩られ、プラスチック成形機の実演もみられる。
新工場の成形機1台当たり1日で約4000枚のランナー(プラモのパーツがつながっている枠)を生産していることを体感してもらうため、四方の壁面に4000体の縮尺144分の1のガンプラが並べられたエリアは壮観だ。
プラモのデザイナーを体験
目玉は、来場者が「プラモデザイナー」として、プラモ商品の色や形を選び、パッケージ箱をつくるまでの工程を体験できる「ラボラトリーエリア」だ。
来場者は配布されたIDカードを使い、タッチパネルで自分が企画した仮想のプラモデルの形や色を決めていき、パッケージを作成。完成したパッケージデザインがその企画のイメージに合っているかどうかが得点化され、得点に応じてランク分けされる仕様となっている。また、作成したパッケージデザインはプリントされ、持ち帰ることができる。
20日に会見した同社の榊原博社長は「ミュージアムに来館した子供が将来モノづくりに興味を持ち、仕事に携わるようになってくれたら大変うれしい」と述べ、将来のプラモ製造のなり手育成の拠点としての機能に期待を寄せた。
この日は、同社のプラモ公式アンバサダーのアイドル「LINKL PLANET」が施設内の一部を案内するなど花を添えた。
最新工場の内部の見学が可能
ミュージアム内には大きな窓が設置されており、最新設備が整う新工場内の生産工程の一部を見学することができる。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
●ガンプラの製造工程「見えるぞ!」 新工場併設のプラモ体験型ミュージアムが静岡市に誕生
https://www.youtube.com/watch?v=BUFATrTj3dk