仏トランス女性選手、パリ五輪で仏代表として走る夢打ち砕かれる
フランスの陸上選手アルバ・ディウフさんの夢は、2024年のパリ五輪で仏代表として走ることだ。しかし今年3月、ディウフさんの希望は打ち砕かれた。世界陸連がディウフさんのようなトランスジェンダー選手の女子種目への出場を禁止したからだ。ディウフ選手は、競技参加に向けて戦う覚悟だ。
21歳の彼女は、200メートルのタイムを向上させるため、懸命にトレーニングに励んできた。しかし今年3月、ディウフ選手の希望は打ち砕かれた。世界陸連がディウフさんのようなトランスジェンダー選手の女子種目への出場を禁止したからだ。
世界陸連のセバスチャン・コー会長は「女性のカテゴリーを保護する必要がある」と説明。この言葉は、トランス女性を競技から締め出す際の常套句だ。この措置によってディウフ選手は「疎外され」、「追い詰められた」と感じているという。
アルバ・ディウフ選手
「たとえ少数派であっても、私たちは自由に生きる権利があり、競技会に出場し、自分のカテゴリーで競争する権利があるのに、それを拒否されている。トランスジェンダー女性が持つ唯一の安全策は、自分の望むように生きる権利だが、私たちはそれを拒否されている。私にとってこれは迫害だ 理解できない」
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfd891e99cf8883ff0d0a81a40da94234170d686