横浜市「ふるさと納税の切り札として遠藤航のサイン入りスパイクを用意した」
横浜市戸塚区がクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の返礼品にしたサッカー日本代表のMF遠藤航選手(リバプール)のサイン入りスパイクについて、応募期間中に申し込みがなかったことが5日、同区への取材で分かった。区区政推進課では「うまく周知できなかった。遠藤選手に申し訳ない」と話している。
同区では、名所の一つである柏尾川の桜並木が老齢化などで本数が減少している状況を踏まえ、桜並木保全・再生事業に取り組んでいる。同区出身の遠藤選手は昨年7月、この事業に賛同し「柏尾川桜並木応援アンバサダー」に就任。今年6月ごろ、「事業に役立ててほしい」とサイン入りスパイク3足を同区に提供した。
同区ではこのスパイクを活用し、同事業に向けたクラウドファンディング型ふるさと納税を実施。寄付金額33万円の返礼品とし、10月21日から11月21日を申込期間とした。ところが、1件も申し込みはなかった。
同課では「分析したわけではないが、広く呼びかけることができず、実施時期の影響もあった」と反省。今後、実施時期や価格を含めて再検討し、改めてふるさと納税の寄付品とする方針という。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec755886539c42a1e44b00655d5ab38e90d0e2b




