海外投資ファンド「KADOKAWAの株を買い占めた!我々の要求は一つ!夏野剛をクビにすることだ」
5年の在任期間中に1株当たり純利益(EPS)が89%減少し、自己資本利益率(ROE)が8.2%から0.5%に低下したと指摘。業績悪化は夏野氏の事業戦略の失敗によるものだとしている
オアシスが公開した「より強いKADOKAWA」と題する資料で、問題点を詳細に指摘し、株主に対して、夏野氏解任へ賛同を求めている。
資料では、KADOKAWAの営業利益は夏野氏就任前の2021年3月期の136億円から、2026年3月期には81億円へ減少したと指摘。営業利益率も6.5%から2.9%に縮小し、2025年11月に発表した下方修正後の予想も下回る結果となった。
主力の出版・IP創出事業について、夏野氏が推進した年間7000件超のIP創出目標が「質より量」の戦略となり、1タイトル当たりの収益性低下を招いたと批判した。
同セグメントの営業利益率は2022年3月期の13.1%から2026年3月期には2.6%まで悪化した。KADOKAWAは新中計で刊行点数の抑制に転じたが、オアシスはこれを「オアシスの批判を暗に認めた証拠」と述べた。
子会社フロム・ソフトウェアが開発した「ELDEN RING」は世界で3000万本超を販売したが、海外パブリッシングをバンダイナムコなどの外部パートナーに委託しているため、利益の大部分が社外に流出しているとも主張する。
「ニコニコ」の競争力低下も指摘
子会社ドワンゴが運営する「ニコニコ動画」についても、プレミアム会員が減り続け、ユーザーが高齢化するなど年々競争力を失っていると指摘。




