仕事での孤独、12人に1人が「ほとんどいつも」 長時間労働で高く
新型コロナウイルス感染の流行以降、働き方の変化に伴い仕事での孤独が注目されている。研究チームはコロナ禍後の2024年10月、インターネット調査会社に登録している、国内の企業で働く20歳以上の2万4021人(自営業や経営者などは除く)に、「仕事でどの程度孤独であると感じることがあるか」と質問した。「ほとんどなかった」「ときどきあった」「しばしばあった」「ほとんどいつもあった」の四つから回答してもらい、「ほとんどいつもあった」を、仕事で孤独を感じている人と定義した。
性別や年齢、婚姻、年収などのほか、仕事関連として業種・職種、雇用形態、労働時間も質問し、関連を分析した。
その結果、仕事で孤独を感じている人は1984人(8.3%)。男性で女性より多いほか、30~50代では20代の1.31~1.41倍と中高年で多く、未婚者は既婚者の1.47倍だった。
年収が400万円以下の人で多く、業種では、学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業、医療・福祉業が、製造業に比べ低い傾向だった。
労働時間については、30時…(以下有料版で,残り565文字)
朝日新聞 2025年3月26日 7時01分
https://www.asahi.com/articles/AST3S2209T3SPLBJ001M.html