【金融】三菱UFJ 三井住友 みずほ ATM共同化に向け具体的な検討に入る
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、それにみずほ銀行のメガバンク3行がATM=現金自動預け払い機の共同化に向けて具体的な検討に入ったことがわかりました。
維持管理のコストを削減することなどがねらいで、ATMの設置場所や台数で利便性を競ってきた金融サービスはキャッシュレス化で大きく様変わりしそうです。
ATMをめぐっては三菱UFJ銀行と三井住友銀行が2019年から共同化に乗り出していますが、関係者によりますと、これにみずほ銀行が加わり3行での共同化に向けて具体的な検討に入りました。
すでに専属の担当者による協議の枠組みができていて、3行の預金者であればいずれの銀行のATMでも手数料が同じになる仕組みを目指すほか、保守点検の方法や3行で異なるサービスをどのようにそろえるかなどの課題について今後協議を進める見通しです。
ATMはキャッシュレス化の広がりで利用者が減る一方、銀行にとっては維持管理の費用が大きな負担となっていて、共同化によってコストを削減し、インフラとして必要な数を維持していくねらいです。
共同化が実現すればエリアが重複しているATMは集約される見通しで、設置する場所や台数で利便性を競ってきた金融サービスはキャッシュレス化で大きく様変わりしそうです。
NHK NEWS WEB 2025年6月4日 11時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250604/k10014825271000.html